培養室から

当院で行える先進医療が増えました

今回は先進医療についてお話したいと思います。

当院では今までもいくつかの先進医療を行っていましたが、新たに先進医療の追加が厚生労働省より認可されました。

そもそも先進医療とはどういったものなのでしょうか?よくわからない方もいらっしゃるかと思います。

先進医療とは、厚生労働省が認める高度な医療技術・治療方法のうち、一定基準の有効性・安全性を満たした自由診療の治療を指します。日本の保険制度では保険診療と自由診療を同じ周期で行うことはできません。しかし、先進医療と認められたものだったら保険診療との併用が可能となります。

具体的にどのような技術か見てみましょう。

【今まで当院で行っていた先進医療】
◇タイムラプス撮像法による受精卵・胚培養
◇子宮内細菌叢検査(いわゆる、EMMA/ALICE法)
◇子宮内膜刺激法(いわゆる、SEET法)
◇子宮内膜受容能検査(いわゆる、ERA)法
◇子宮内フローラ検査
◇子宮内膜擦過術(いわゆる、内膜スクラッチ法)
◇ヒアルロン酸を用いた生理学的精子選択術(いわゆる、PICSI法)

【新たに追加した先進医療】
◇強拡大顕微鏡による形態良好精子の選別法(いわゆる、IMSI法)
◇二段階胚移植法
◇膜構造を用いた生理学的精子選択術

次回ブログにて追加した先進医療について掲載しますので、ぜひそちらもご覧ください(^^)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です