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妊娠診断、月経不順、異常出血、腰痛・腹痛、子宮ガン検診、かゆみ・おりものの異常、できもの、更年期障害、避妊相談(ピル)、STD(性行為感染症)など不安に思われることがありましたらご来院ください。
女性医師による診療を希望される場合は、担当医を確認の上ご来院ください。(担当医は変更することがありますのでお電話でご確認ください。)
婦人科外来は予約制ではございません。診察時間内にお越し下さい。
子宮がん検診Pap smear
近年、子宮がんにかかる女性が増えています。不正出血や褐色のおりもの、下腹部の痛みなどはその初期症状です。※予約制ではございません、婦人科外来の診療時間内におこしください。
検診種類と費用
子宮頸がん検診
子宮頸がん検診とは子宮頚部のがんをみつけるための検査で、子宮の入り口の細胞を柔らかいブラシでこすって採取し、液状容器で保存します。この作業は1~2分で終わります。(液状処理細胞診法)
子宮体がんの検診(子宮内膜細胞診)
子宮体がんは子宮頸がん検診では見つけることができません。不正出血や褐色のおりもの、下腹部の痛みなどが初期症状です。
子宮内腔の細胞をブラシでこすり取る検査ですので、少し痛みや出血を伴います。ただし、子宮体がんのできる範囲は広いため、検査で必ずしも見つかるとは限りません。検査をご希望の方は医師にご相談ください。
女性のカラダの不調Gynopathy
更年期障害
閉経の前後のエストロゲンの欠乏と、加齢による心身の異常によって起こる障害です。
ほてり、発汗、動悸、頭痛などの血管運動神経障害には、ホルモン補充療法が効果的です。不安、イライラ、抑うつ感がある、不眠などの症状が強い場合にもホルモン補充療法が効果的ですが、場合によっては抗うつ剤や睡眠剤を併用する場合や、漢方療法を用いることもあります。体質にあわせて治療薬を一緒に決めて行きましょう。
かゆみ・おりもの異常
- かゆみの異常
- 外陰部にかゆみをおこす婦人科疾患には、カンジダ症、トリコモナス症などの感染性炎症があります。
その他、下着や生理用品などのかぶれなどの場合があります。 - おりものの異常
- おりものに色がつく、臭いがある、量がいつもより多いなどは、病気の場合があります。
原因としてクラミジアや淋菌などによる子宮頚管炎、トリコモナスやカンジダによる膣炎があります。
褐色のおりものは、血液が混じたもので異常出血(不正性器出血)の場合があります。
ピル(OC・LEP)Birth control pill
ピル(OC・LEP)には2種類の低用量女性ホルモン(エストロゲン・プロゲスチン)が含まれていて、毎日1回、1錠ずつ服用することで、排卵や子宮内膜の増殖が抑えられ、生理(月経)を女性自身がコントロールして、避妊や月経移動あるいは月経痛の軽減をします。
初めての方でも、専門医が薬の飲み方、効能、副反応などについて詳しく説明しますので婦人科外来へお越しください。
1. 低用量経口避妊薬(OC: oral contraceptive)
自費診療
- 避妊を目的として処方されます。
望まない妊娠を回避するためにはOCが必須です。性感染症の予防のためコンドームを併用して下さい。
オンライン診療もできます。
オンライン診療はこちら - 生理日(月経)移動、月経リズム調節にも処方されます。
旅行、スポーツ、イベント(結婚式、受験など)に生理が重ならないようにコントロールできます。
予定日の少なくとも1ヶ月前には来院して下さい。
2. 緊急避妊薬(アフターピル)
自費診療
避妊に失敗した場合に処方されるピルです。(OCではありません)
性交後72時間以内に服用すれば、着床(妊娠)を阻害する作用があります。
平均避妊成功率は80-85%で完全ではありませんが、性交後に薬の服用が早ければ早いほど避妊成功率は高まります。(24時間以内 95%)
電話対応時間 9:00~21:00(毎日)
診療時間内:089-921-6507 (時間外:089-921-6662)
3. 低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP: low dose estrogen・progestin)
保険診療
(薬の内容はOCと同等です)
月経困難症・子宮内膜症に伴う月経痛やPMS(月経前緊張症・イライラ感)などの生理トラブル改善を目的として処方されます。
精神的にも安定して、QOLが向上した生活を送れるようになります。
人工妊娠中絶Medical abortion
人工妊娠中絶
パートナーとよく話し合い、「中絶」という結論が出ましたら、早めに手術を受ける方が身体の負担を重くしないで済みます。中絶の時期は妊娠22週未満と定められていますが、月経予定日なのに月経が来なかった時期から数えて1ヶ月前後(妊娠6~9週)の手術が望ましいです。
当院では、経口中絶薬(メフィーゴ®パック)と手術(吸引法)による人口妊娠中絶を行っております。ひとりで悩まず、診察時医師にご相談ください。
妊娠初期の中絶方法の比較
経口中絶薬 | 手術(吸引法) | |
妊娠週数 | 9週まで | 11週まで |
メリット | 手術の必要がない | 時間が短い(日帰り手術) |
デメリット |
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費用 |
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※麻酔の合併症:手術同意書に内容あり
※吸引法での子宮穿孔のリスク:約2万分の1
(平成25年:厚生科研報告)
経口中絶薬の使用法
- ホルモンの働きを抑える薬(ミフェプリストン)1錠服用
- 2日後の朝 入院
- 子宮の収縮を促す薬(ミソプロストール)4錠服用
- 夕方までに中絶成功しなければ追加で手術施行
- 手術後2時間で退院
※主な副作用:下腹痛、嘔吐
手術の方法及び麻酔について
- 手術の方法は子宮内膜への影響が少ない吸引法あるいはMVA法で行います。(手術時間:30分程度)
- 手術前に子宮の入口を拡げる処置を行う場合があります。
- 鎮痛のために局所麻酔と静脈麻酔の併用をします。
- 手術後は麻酔が覚めるまで2時間程度安静にして、異常が無ければ帰っていただきます。