子宮がん検診

近年、子宮がんにかかる女性が増えています。不正出血や褐色のおりもの、下腹部の痛みなどはその初期症状です。
子宮がんは子宮の入口(子宮頸部)にできるがんと、子宮の奥(子宮体部)にできるがんがあります。

[子宮頸がん検診]

●子宮頸がん検診

子宮頸がん検診とは子宮頸部のがんをみつけるための検査で、
 A. 直接塗抹法(従来の方法)と
 B. 液状処理細胞診法(新しい改良法)
があります。
作業は1~2分で終わります。
※AまたはB、どちらかの方法を選んでいただきます。

  • A.直接塗抹法 (費用:1020円)
    子宮の入口の細胞を綿棒でぬぐい取り、スライドガラスに直接塗る方法です。
    (今までの通常の方法です。)
  • B.液状処理細胞診法 (費用:1070円+324円※ブラシと液状容器代として324円は自己負担です。)
    子宮の入口の細胞を柔らかいブラシでこすって採取し、液状容器で保存します。
    (前がん病変の見逃しが少ない方法です。)

※クーポン券を使用される場合は、子宮頸がん検診は無料です。

<オプション>

★HPV検査★(費用:3888円※多くは保険対象外です。保険適応の場合は1530円です。)
子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)感染により発症します。
HPV検査を併用することで子宮頸がんの発見は大きく向上します。

ただし、子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮体がんは子宮頸がん検診ではわかりません。
不正出血(月経以外での出血)、おりもの異常、下腹部の痛みやしこり等が気になる方は次の検査をお勧めいたします。

●超音波検査(費用:1590円)

超音波検査(プローブ)を膣内に挿入し、体内の状態を観察します。
子宮筋腫や卵巣腫瘍の有無がわかります。
痛みはありませんので、一度受けられる事をお勧めします。

※クーポンを使用される場合は、別途初診料850円が加算されます。

●子宮体がんの検診(子宮内膜細胞診) (費用:2010円)

子宮体がんは子宮頸がん検診では見つけることができません。
不正出血や褐色のおりもの、下腹部の痛みなどが初期症状です。
子宮内腔の細胞をブラシでこすり取る検査ですので、少し痛みや出血を伴います。
ただし、子宮体がんのできる範囲は広いため、検査で必ずしも見つかるとは限りません。
検査をご希望の方は医師にご相談ください。

※クーポン券を使用される場合は、子宮体がん検診は費用700円となります。

[子宮頸がんワクチン]

子宮頸がんは20~30才代の若い女性に急増しています。原因としてパピローマウィルス(HPV)の子宮頸部への感染によって引き起こされることが、最近の研究で判明しています。HPVの感染はそのほとんどが性行為(セックス)によって起こり、性交経験のある女性のほとんどが感染したことがあると考えられています。通常、HPVは弱いウィルスなので感染をしても一時的に自然治癒しますが、一部の方でHPVの感染が持続する場合があり、これによって子宮頸がんが発生します。
※子宮頸がん予防ワクチンはHPVに対する抗体をつくり、がんの発生を予防します。なお、ワクチンは接種後にHPVの感染を防ぐもので、既に感染しているHPVを排除したり、がんを治す効果はありません。
※現在、国内で承認されている予防ワクチンは2種類あり、半年間に3回接種することで、十分な予防効果が得られます。1回・2回のみの接種では短期間の予防効果しか得られませんので、きちんと最後まで接種することが大切です。

[予防ワクチンの接種方法]

●接種対象者/10歳以上の女性に接種することができます。
(※高校生以下は保護者の方が同伴してください。)

●接種方法

電話または受付で予約をお取りください。
腕の筋肉に注射します。
3回接種してください。/サーバリックス(初回・1ヶ月後・6ヵ月後) ガーダシル(初回・2ヶ月後・6ヵ月後)

●主な副作用

注射した部分の痛み・赤み・腫れることがありますが、ウィルスに対して防御する働きのための炎症反応で、通常は3~4日間で治ります。また、まれに38度以上の発熱が出る場合があります。

●費用/1回 16800円(税込み)(保険適応されませんので自費になります。)

[全額助成制度について]

平成25年4月から定期接種となりました。

対象者は小学6年生〜高校1年生相当の女性です。

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